緊急事態宣言と生活 5
発令から2週間も経つんですって。どうせ休業は延びるだろう。会社大丈夫かな、潰れないかな。ぼんやりとした不安。
お誕生日にレゴを買いました。
最初のうちは説明書を読みながら一緒に組み立てていたんだけど、最近はもう車の土台だけ作って渡せば自分でどんどん改造して、なんか凄い車を作り上げてます。子どもの創造力!!
お店が開いたらタイヤパーツを買い足したい。
ライヴハウスへの支援の輪が広がってるけど、何となく乗り気になれなくて何もしていない。確かにライヴハウスには大変お世話になったし、演奏する場所がなければライヴが出来なくなって、バンドそのものや大きい話をすればヴィジュアル系そのものが消えてしまう可能性もありえるんだけど、なんだろうな、私、そんなに特定のハコに思い入れがある訳じゃないんだよね。そもそも雑に客以下として扱われてきたのに、困った時だけ金くれなんてお前らクソ麺以下だなって話で。
もう10年以上前からバンギャ同士の出会いはネットが主流で、ライヴハウスなんて本当に「ハコ」でしかないんだ。ライヴをやる装置はこのご時世でネットに移行しつつある。その中でどう生き残るのか。寄付なんかその場しのぎにしかならないし、あとは企業努力ってやつだ。流れに乗れなかった者たちは淘汰されるしかないのが世の常だ。
バンドだってそうだったじゃないか。こっちがいくら嘆こうがチェキ爆買いしようが解散する時は御構い無しに去っていったじゃないか。幾多のバンドを見送り、ハコの閉店を見送り、雑誌は廃刊し、バンギャブランドは倒産していった。節目の時流なんだろう。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ