隣のアトモスフィア

アンチュー模索

緊急事態宣言と生活 前日譚

遂にというかようやく緊急事態宣言が出たので、GW明けまで休業になってしまった。内外の多くの人たちがやってるように、私も記録でもつけておこうと思う。とりあえず、前日譚。

 

4/7(火)出勤早々、「緊急事態宣言が発令されたら、その次の日から休業」「今日の夕方発令らしい」「期間はおそらくGW明けまで」「でも詳しい事は誰もよくわからない」と矢継ぎ早に告げられた。元々、平日は短縮営業で土日は臨時休業を繰り返していたので、遂に来たな、と思った。

しかしながらいざ店を止めるとなると、何に手を付けていいのか、どこまでやればいいのか、とりあえず手探りで進みつつ、通常の営業をしなきゃならんとなったので、店内はバタバタとしていた。その時点ではまだ、もしかしたら明日も普通に営業なのでは…?と呑気に構えていた。

昼休憩から戻ると、上司陣はほぼほぼ休業で職務を進めており、私もいよいよだなぁと思いながら桜柄の商品を下げ始めた。今年の桜もとても綺麗だ、なんて歌う余裕がないまま散っていくの、可哀想だな。

結局、勤務時間内に緊急事態宣言が出ることはなく、会社からの連絡を待つことになった。「寂しくなるね」「元気でまた会おうね」と励まし合いつつ、退勤。なんだか3.11の頃を思い出す。あの時は先が見えなくて不安なまま会社の制服の上からコートを羽織って、生暖かい春の郡山駅から歩いて帰ったな。とりあえず、今は守るべき子ボスがいるので、不安な顔して帰る訳にはいかないのだ。

保育園の先生とも、どうなるかわからないねと。やっぱり現場レベルでの指示は何も無いみたいで、不安だと。

 

帰宅してテレビを付けて夕飯の支度をしていると、安倍さんが緊急事態を宣言していた。会社からメールも来た。始まった。夕飯の後、子ボスに伝えた。コロナウイルスが流行っていて、お母さんの会社がお休みになったこと。子ボスくんも保育園をお休みして、お母さんと一緒に過ごすこと。前々からコロナウイルス流行の話はなんとなくしていたし、保育園でも聞いてきたようで、3歳児なりに理解しているようだ。

 

明日からどうなるのか、とはいえなるべく子ボスが不安にならないように、明るく楽しく過ごすのみ。先はわからん、とにかく構えておくしかない。そんな感じで緊急事態宣言生活がスタートしたとこです。